日記

平成28年7月(2016年)

タイトル日付
臨時議会の件について2016/7/19(火) 午後 11:03
福岡県町村議長会 委員長副委員長研修会2016/7/15(金) 午前 10:27

臨時議会の件について

本日那珂川町議会臨時会が開催されました。

来月の町長選挙に合わせて町議会議員の選挙も同日に行うための解散決議が議題です。

この日記において先日も書きましたように私は来月町長と同日選挙を行うことには大賛成で、全員協議会の席上においても真っ先に賛成の意見を述べました。

これまで3回全員協議会が開催され、同日選挙の是非が議論されました。
町民の皆様方の世論が高まり、来月同日選挙には反対の議員さんもお考えが変わるかもという期待もありましたが、残念ながら3回目の全員協議会においても解散の要件である5分の4の賛成は得られませんでした。

この時点でこの解散の問題は決着がついています。
議会には一事不再議という原則があります。
一旦決まったことについて再度議論はできないという原則です。
全員協議会は一般傍聴も可能な正式な会議として位置づけられております。
また、議会には申し合わせ事項があります。
これは円滑に議会を運営するために私たち全員が決めたルールのことです。

しかしながら今回、提出された議案は議会の申し合わせ事項に規定してある議長に対してではなく町長に直接されました。
つまり、私たち自身が定めた議会のルールにそわない形での臨時議会の開催でした。
この議会開会の手続きについて看過できない瑕疵があるとして、私は退席いたしました。
結果は採決要件の出席議員定数に達しませんでした。

しかし、今回の解散の議論については賛成意見も反対意見についても道理が通った話であり、このような議論がなされること自体、那珂川町議会が活発かつ、議会の使命を果たすことに努力をしていると、私は自負いたしております。

以下が那珂川町議会の申し合わせ事項です。

福岡県町村議長会 委員長副委員長研修会

福岡県町村議長会 委員長副委員長研修会

福岡県町村議長会 委員長副委員長研修会 福岡県町村議長会 委員長副委員長研修会

12日に自治会館にて委員長副委員長研修会に出席いたしました。
講師は新潟県立大学国際地域学部准教授の田口一先生です。

委員会制度及びその運営についてわかりやすく講演されていました。
現在は全国的に議員削減が声高に叫ばれているが、実際に議会がその役割を全うするためには25名の定数が必要であるとのお話は大変参考になりました。
そして、町の問題を調査研究するには例えば県立大学に協力して頂く方法や、住民参加の重要性など、様々なヒントをご指導頂きました。

田口先生ご自身は横浜市の議会事務局でのご経験もあり、本当の意味で議会の機能の向上のために参考にさせて頂きたい講演内容でございました。

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