一般質問
平成18年度(2006年度)
質問 | 議会 |
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片縄北地区内に公園を!! | 平成18年度 12月議会報告 |
那珂川町の今後の財政は!! | 平成18年度 9月議会報告 |
パブリックコメント制度を!! | 平成18年度 6月議会報告 |
平成18年度 12月議会報告
片縄北地区内に公園を!!
- 津留渉
- 現在町内にある都市公園だが、どのような経過により整備をなされているのか。
- C部長
- 昭和54年に都市計画を決定をし、区画整理事業により完成した。公囲についてはほとんどが区画整理事業によって計画された。
- 津留渉
- 本町全体を見ると、例えば福岡県のデータによれば、住民1人当たりの公園面積だが、旧筑紫郡内で、春日市が8㎡、筑紫野市が10.38㎡、大野城市が11.5㎡、太宰府市が4.23㎡、そして最も低いのが本町の約2㎡だ。この数値を見ても、そもそも本町は全体的に公園整備率が低いという状況だ。第二次那珂川町国土利用計画の中にも、明確に本町における公園整備率は国の目標数値を大幅に下回っており、片縄地区など公園不足地域を中心として都市公園の配置を検討するとあるが、間違いはないか。
- C部長
- そのとおりだ。しかしながら公園としての適地がないことや地権者のご理解、ご協力が必要だ。
- 津留渉
- 片縄北地区では子ども達が遊び場がなく、ラジオ体操などは路上で行っている事を町は把握しているか。
- C部長
- 住民の方々より、聞いて把握している。
- 津留渉
- 片縄北地区に公園設立の努力をする義務が町にはあると思うが。
- 町長
- 地権者の方のご協力により、広場的な形での整備は可能性がある。情報提供して頂き、具体的な話があれば担当課と協議をしていくこともあると思う。
平成18年度 9月議会報告
那珂川町の今後の財政は!!
- 津留渉
- 今回は削減される一方の地方交付税について質問する。平成18年度の地方交付税の額が確定し、初めて20憶円を下回った。咋年度比14%もの減ということであるが、ただでさえ厳しい本町の財政状況の中、今回の減額はかなりのものだ。私が議員とならせていただいた平成13年度と比べると現在17億円ほどの驚くべき額が減額をされている。政府の三位一体の改革の影響であると思うが、大きな減額の理由は。
- A部長
- 福岡県においては国の基準を上回って削減されているのが現状だ。今回本町の減額は所得譲与税、市町村民税の増が主な原因として挙げられる。本町では平成12年から18年の6年間で20億円削減されているのが現状だ。交付額が増加した団体は県内69市町村の内わずか13団体。増加額が大きいところでは宮若市、嘉麻市、飯塚市など、合併した団体だ。
- 津留渉
- 今後新型地方交付税なども提案されており、ますます国からの援助は期待できない。行革アクションプロクラム等、歳出削減の努力をされているが、歳入の確保、自主財源の確保の方策として町長自ら率先して企業誘致等のアクションを起こすべきではないか。
- 町長
- 本町における交通アクセスや立地条件が悪く、企業誘致は難しい状況だ。しかし、難しいばかり言っておられない。今後は住民の理解を得られれば、企業誘致などやっていかなければならない時期に釆ていると思うが、今の段階では特に具体的に考えていない。
平成18年度 6月議会報告
パブリックコメント制度を!!
- 津留渉
- パブリックコメント制度については今度で三度目の提案となるが、この制度は町の政策形成過程での住民参画の手法ということで、大変重要な制度である。またこれからの地方分権の時代においては自治体問の競争の時代と言われており、那珂川町が今後より素晴らしい町となるためには、住民全員の英知を結集させるこのパブリックコメント制度が絶対に必要だ。本町において、この制度の導入を検討されるに当たりメリット・デメリットはなにか。
- A部長
- メリットとして、幅広く一般町民の意見、提言等を聞くことが出来て行政運営の公平性や透明性の確保ができる。またデメリットとしては、町が実施する事業についての関係資料を公表して町民の意見を募集するわけだが、その募集期間あるいはその意見等の検討結果とその理由を公表するために相当の期間が必要になる。また、最近問題点として指摘されているのが、例えば利害関係が絡むような案件のときに特定の団体から一斉に応募があって、非常にかたよった意見が多く出るということで、住民の意見を広く聞くという本来の姿から離れているケースもあるようだ。
- 津留渉
- 住民の提案やご意見を町はしっかりと受け止めて頂きたい。パブリックコメント制度について町長の見解は。
- 町長
- パブリックコメント制度については一つの方策として重要だと考える。要綱・条例と色々制度はあるが、本町では要綱という形で取組ませて頂きたい。