一般質問
平成24年度(2012年度)
質問 | 議会 |
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夏・冬休みの教室活用を 鳥獣被害防止について | 平成25年度12月議会報告 |
虫歯予防のため、水道水のフッ素化の導入の検討を | 平成24年度 9月議会報告 |
水を活用した町づくりを | 平成24年度 6月議会報告 |
病児保育の取り組みは | 平成24年度 3月議会報告 |
平成24年度12月議会報告
夏・冬休みの教室活用を
部長/実現に向け、調査を行う
- 津留渉
- 学校教室にエアコンが設置されることによって、教室の温度は自由に設定できるようになった。つまり、真夏の猛暑、そして真冬のどんなに寒い日でも快適な室内温度を保つことができるということだ。夏休みや冬休みに、例えば民間の学習塾と提携して教師を派遣してもらったり、地域の教師OBの方に協力して頂き、児童の学力の向上を図ることを考えて頂きたいと提案する
- 住民生活部長
- 各小・中学校においてはコミュニティースクールの学校運営協議会や推進委員会を通じて、学校・家庭・地域の皆様が一体となって、よりよい教育と地域に開かれ、地域に支えられる学校づくりの実現に取り組んでいる。議員の提案については夏休み・冬休みの教室を活用した学力向上のため、人材バンクを募り、学校の教室を使って、保護者及び地域の方や学生の方々等で指導する補充学習致室の実現に向けて調査研究を行う考えだ。
鳥獣被害防止について
部長/被害粉止対策に取り組んでいく
- 津留渉
- サル・イノシシなどの農作物被害についてはまことに深刻な問題だ。
今後の対策は。 - 地域整備部長
- 鳥獣被害防止対策協議会と協力しながら、発信機の取り付けによる野生ザル行動等を把握、個体数調査、並びに最終的にはサル対策実施計画を策定し、被害粉止対策に取り組んでいく。
平成24年度 9月議会報告
虫歯予防のため、水道水のフッ素化の導入の検討を
部長/水道企業団の方に、議員のご意見として報告していきたい
- 津留渉
- フッ素は虫歯予防に効果があることは常識となっている。
WHOは『水道水のフッ素化物について、加盟国に対して実現可能な場合にはこれを導入すること、不可能は場合にはフッ素化物の他の応用方法を検討すること』という勧告を行い、わが国もこれに賛成している。 現在、水道水のフッ素化をしている国は、お隣の韓国、アメリカ、カナダ、イギリスなど多くの国で導入され、虫歯予防に取り組まれている。では、国内で水道水のフッ素化を導入している自治体はあるか? - 住民生活部長
- 国内において水道水の基準値を超えて実施される自治体はない。
- 津留渉
- 埼玉県の吉川市では協議会を設立して、水道水のフッ素化の研究がなされているようだ。日本歯科医師会の見解は『水道水のフッ素化合物添加の有効性・安全性・至便性・経済性等に対する公衆衛生的に優れた方法であると認識するが、水道水への添加という手段の性格上、最終的には地方自治体の問題であり、地域の歯科医師会を初めとする関連専門団体、地域住民との合意が前提であるということである』ということだ。国が重い腰を上げないのなら、本町でやってみるというくらいの心意気で是非、研究して頂きたいと考えるが
- 住民生活部長
- 水道企業団からフッ素化の計画等は聞いたことがないが、水道企業団の方に、議員のご意見として報告していきたいと考えている。
平成24年度 6月議会報告
水を活用した町づくりを
部長/今後も研究していきたい
- 津留渉
- 私は、以前より地域資源の有効活用という点で那珂川の河川を活用した小水力発電について提案をしてきた。小水力発電は大規模な建設工事が不要で、少ないコストで公共施設の照明や防犯灯などの電力を補うことが可能である。 水と緑の那珂川町として水を活用した町づくりを産官学の連携のもと考えていくぺきでは。
- 住民生活部長
- 小水力発電は他の自然エネルギーと比べて昼夜天候に左右されず、年間を通して安定した運転が可能で、エネルギー効率が高く、耐用年数が長いと考えられる。反面、流量確保の問題から設置される場所が限られる点、また法的手続きが難しい点、稀少動物等の観点から環境調査など解決すべき問題がある。現在、再生可能エネルギーの拡大、普及に国が中心となって取り組みを始めているので、太陽光発電や小水力発電など、行政として導入の必要性などを含め、今後も研究していく。
- 津留渉
- 他にペットのフン対策や地域コミュニティ再構築事業について質問を行った。
平成24年度 3月議会報告
病児保育の取り組みは
部長/26年度までに1施設開設を目標
- 津留渉
- 本町のインフルエンザ発生に伴う学級閉鎖などの基準は。
- 教育部長
- 法的に位置づけというものはないが、慣例としてインフルエンザの症状を呈して欠席した者、および登校者で同様の症状を呈した者が同一学級内で2割程度で学校医の指示を仰ぎながら学校長の判断て学級閉鎖を実施している現状である。
- 津留渉
- では、本町の病児・病後児保育の状況と取リ組みについては。
- 健康福祉部長
- 現在、病児・病後児に対応する病院や保育所に併設して実施する施設はない。本町における病児・病後児保育の今後の取リ組みとしては、那珂川町次世代育成支援地域行動計画の後期計画として、平成26年度までに1施設の開設を目標としている。
- 津留渉
- 子どもが風邪を引いても安心して預けられる施設の実現に大きく期待したい。では、インフルエンザの予防として大事なのはその予防であるが、先日、有田町でヨーグルトを児童に飲ませたら、画期的な成果がでたとのことだが、本町においても取り組む必要があると考えるが。
- 教育部長
- 民間企業との連携で実施されたということだが、かなりの予算も必要になるということで、今後の参考にしたい。